日本人は、人から褒められても素直に受け止めるのが
苦手なところがあります。
嬉しい気持ちはあるのですが、つい「それほどでも」
「まだまだです」と答えてしまいがちです。
特に、会話のテーマとなることが多い趣味や家族の話の中で
「上手ですね」「かわいいお子さんですね」と言われて、
「そうなんです」とそのまま肯定する人は多くないでしょう。
感情表現の豊かな外国人においては、
あまり自分の気持ちを控えたり、謙遜したりすることは
なさそうに思われがちですが、実はそうでもありません。
英語の使い方によっては、日本人の謙遜の気持ちを
上手に表すことができるのです。
ひとまず感謝を表す言葉「Thank you」で受け止め、
謙遜の気持ちを付け加えるのですが、
英語でどのように話したらよいのでしょうか。
さらに、贈り物をするときに日本人が使う
「つまらないものですが」という独特の表現がありますが、
これも英語で伝えることができます。
覚えておくと、いざという時に役立ちます。
是非、このセミナーでチェックしてください。
セミナーの後半では、日本在住のフランス人の方への
インタビューをご紹介し、日本と外国の文化の違いについて学びます。
今回は、日本人の友人と会話をしている中で感じた違和感から、
言いにくいことは「ちょっと…」でごまかす
日本人特有の癖について触れています。
日本人は、結論をはっきり言わずに含みを持たせることで、
相手に気持ちをくみ取ってもらおうとしがちです。
しかし、バックグラウンドを持たない外国人からすると、
状況から判断することもできず、会話が成立しません。
日本人にとっては当たり前なことも、外国人から見ると
おかしなことに映るのです。
異文化を知って、ヒューマンコミュニケーション力を向上させましょう!
竹本 アイラ(たけもと あいら) 先生
研修講師、ラジオDJ
株式会社MoonGate 代表取締役
伝わる話し方の専門スクール「アイラ・ブリリアントスタイル」創設。ミスユニバース道大会のプレゼンテーショントレーナーを3年連続務め、いずれも本大会で上位入賞を果たしている。同メソッドは評判を呼び、全国から200名を超える受講者が参加。また、自身も企業研修の他、TVコメンテーター、ラジオDJなど第一線で活躍。
1972年北海道生まれ。学生時代から、イベント司会、ラジオDJとして活動。2004年、会社を設立。20年以上のキャリアを体系化した「伝わる話し方」のメソッド普及のため、全国各地で研修・講演活動を行なっている。
岩本 寛(いわもと ひろし) 先生
株式会社あえるばにて英語研修・翻訳・留学手配など英語全般における業務を担当。
前職に就業中、英語は門外漢ながら、英語習得を決意。1年の米国留学で英語教授法を修了。「英語習得は誰でもできる!」ことを実感する。
帰国後、現在の立場にて、英会話、TOEIC、ビジネス英語の研修から、下町の夜にお酒と蕎麦を囲みながら行う「英語で蕎麦会」や浅草寺などに出向いて外国人観光客にインタビューする授業などユニークなものまで多彩に実施。
「聞けない・話せない」から英語習得を始めた自身の経験から、わかりやすい指導を心がけている。
TOEIC970点。通訳案内士取得。