2012年8月の最新世界経済予測

世界経済はいよいよ大混乱の段階へと入りつつある。中国経済の失速、インドでの暴動などでみられるカントリーリスクの増大。さらに、スペイン、イタリアの国家破産の危機。そしてアメリカ大統領選挙におけるロムニー候補の台頭。
ロムニーが大統領になることがあれば、イランとの戦争を回避できなくなり、さらに国内金融の大混乱などでアメリカは内乱状態となるかもしれない。
また、LIBORやTIBORの金利を談合で決めていたという疑惑が発生し、ヨーロッパからアメリカ、日本に至るまでの金融犯罪が起こっている。JPモルガン・チェース銀行の巨額のデリバティブ損失も発覚し、信用が大きく失墜する事態となった。
世界経済を引っ張ってきたエンジンが機能を失い、世界経済発展の仕組みが機能しなくなってきているのである。
イランにおいては戦争へと突入する気配があり、世界各国でテロの危険度が増加している。いよいよ混乱の時が迫ってきている。
日本国内においては理屈の政治が通用しなくなり、八方塞がりの状態である。
今後はどの国も自分の足元=国内に目を向けるようになるだろう。経営者としても、まず自分の足元から考えなおさなければならない時代に来ている。

講座ダイジェスト動画
受講期間 毎月中旬更新 月1回
受講料 ¥500 (税込、バックナンバーの価格です)
教材構成 動画教材:収録時間 約15分
主な学習項目
  • 世界情勢から経済の行方を予測する
  • アジア、ヨーロッパ、アメリカの動向
  • 世界金融における大きな動き
  • 日本国内の政治と経済の行方
  • これからの対策と心構え
必須前提知識 なし
担当講師

藤原 直哉(ふじわら なおや) 先生

経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。
また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。
さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー

株式会社あえるば
URL:http://www.fujiwaraoffice.co.jp/